2022.03.31 Thursday
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弊社日記セルフ出版社、隙間社による日記。
KDPのことや作品紹介が中心です。 *隙間社は任意団体です* 2022.03.31 Thursday
2022年3月31日木曜日
こんばんは、弊社です。
なんというか、書き慣れたこの挨拶もひとまずこれが最後となります。前回の記事でお伝えした通り、隙間社としての活動は本日、2022年3月31日をもちましていったんお休みとなります。 2015年7月4日から活動をはじめ、約6年と9ヶ月間の活動でした。ほんの少しだけ、振り返らせて下さいね。 隙間社は、元々なむあひさんの活動の幅を広げたくて生まれた会社でした。 2013年から2年間ほど、文学フリマにて絶対移動中という同人文芸サークルの本に寄稿させていただいており、そのサークルが活動を休止するタイミングで次に自分はどうするのかと考えました。 なむあひさんの仕事は基本平日休みで土日祝はほぼ出勤だったため文学フリマを中心に活動するのは難しそうでした。 そこで、既に文学フリマ参加者の一部も参入していた電子書籍を自分でも作ってみようと思ったのです。 ただ、電子書籍での販売は文学フリマと違い導線がありません。文フリのように、特定の日に、会場で、ブースがあり、人が立ち、本があり、お客様(読者)が歩いている、なんて条件はインターネットの世界には存在しません。 その代わり、本(電子データ)さえあれば365日24時間、世界中の誰もがそらを買うことができるのです。 文学フリマのような実イベントでブースを出すことが難しい自分にはピッタリだと思いました。 さっそく弊社(=伊藤潤一郎、=なむあひ氏の叔父にあたる人物)を立ち上げ、一番馴染みのあったツール、Twitterでどんな人が電子書籍を出しているのかを見てみました。 文学フリマと同じです。自分で書いた小説を自分で作成した表紙で出版し自分で売るなんていう人たちです。もちろんちょっと変わった、でも魅力的な人たちがたくさんいました。 嬉しくなった弊社はすぐに多くの方々をフォローしたり声をかけたりし、交流を持つようになりました。Amazonでの登録や税金のことで質問をすれば快く教えてくれました。 表紙は先に決まっていました。絶対移動中の繋がりで知り合った漫画家の方の作品で、それを見たときに初めて出版した短編小説集『少女幻想譚』と、次の『少年幻想譚』のイメージが決まりました。 このときから既に、弊社は表紙から本のイメージを作ることが多かったですね。たぶんこれからもそうなんだと思います。 それからも、なむあひさんとは血も涙も繋がらない(?)魂の妹的存在である弍杏せんせーが弊社に加入したり、私が初代編集長(創刊号で解任!)となったSF雑誌オルタニアが創刊されたり、『このセルパブがすごい!』の読者投票で一位を取れた回があったり、新潟繋がりで王木亡一朗さんとヤマダマコトさんと本を出したり、ペーパーバック本に挑戦してみたり、カレーをジャムってみたり、自分でアンソロジーを編んでみたり、歌人の野村日魚子さんとコラボしてみたり、あー、他にもたくさんたくさん遊びましたね。遊んだ、という言葉がしっくりきます。楽しかったんです、とっても。 そんな楽しかった隙間社の活動も、本日をもって休止いたします。小説家・伊藤なむあひはこれからも書き続けますが、弊社がいつか復活を果たすときは株式会社とかになっているかもしれませんね……うふふ……。 さて!そんな弊社から最後の告知です!告知って楽しいですよね。みんなに言いたくて秘密にして進めていたことを、ようやく話せる!っていう喜びがあります。それではいきましょう。 伊藤なむあひ、約1年9ヶ月ぶりの作品集が4月中旬頃に出版されます。隙間社からではなく、人格OverDrive様からの出版となります! 人格OverDriveは弊社が何年も前からお世話になっており、敬愛する作家/編集者である杜昌彦氏が主催する出版レーベルです(ちなみに、念のため誤解なきよう書いておくと、なむあひ氏が隙間社から人格OverDrive様に移籍するという話ではありません)。 隙間社の活動を休止するにあたり、伊藤なむあひ氏の活動を総括した本を作りたいという気持ちがありました。それも電子書先でなく紙の本を出せたらなと。 ですが電子書籍と紙の書籍では制作の勝手もずいぶんと違います。一度は自分で作ってみたこともありましたがあまり満足できる出来になったとはいえず二の足を踏んでいました。そんなタイミングで人格OverDrive様が声を掛けて下さったんです。本当にありがとうございました。 長々と書きましたが、こちらの本の中身についてはなむあひさん本人に紹介してもらいましょう。弊社の役目は終わりです。 隙間社の活動を見ていてくださった方々、関わってくださった方々に心から感謝します。よろしければこれからは小説家・伊藤なむあひの活動を見守ってやってくださいね。 2022年3月31日 隙間社代表 伊藤潤一郎 伊藤なむあひ Twitterアカウント ポートフォリオサイト 伊藤なむあひPOTOFU 2022.02.28 Monday
隙間社活動休止について
こんばんは、弊社です。
Twitterで3月1日に発表があると言いましたね、あれは嘘だ。正確にはフライングして本日2022年2月28日の発表となりました。 さて、勿体ぶっても仕方がないというかタイトルの通りなのですが、隙間社の活動は2022年3月31日でいったん休止いたします。 このブログや弊社Twitterを見ていて下さった方はうっすらと感じていたかもしれませんが、このままなんとなフェードアウトするのも気持ちが悪く、またこれまで(この言い方が良いのかわかりませんが)遊んで下さった皆さま方への後ろめたさみたいなものもあり、きちんと言葉にしようと決意するに至りました。 理由はシンプルで、『伊藤なむあひ』に割くエネルギーが大きくなったからです。書くことだけに集中したくなった、と言い換えることもできるかもしれません。 『伊藤なむあひ』の小説を面白おかしく、そして楽しく電子書籍で出す為に始めたのが弊社です。多くの方とつながったり、表紙を作ってみたり、電子書籍を出版したり、様々な企画にも参加できました。目的は達成され、約6年半とても楽しく活動できました。 ていうか2015年7月4日に活動を開始して、もうそんなに経つんですね!?まだ3年目くらいの気持ちだったのでかなりびっくりしましたよ……新生銀行の口座を作ったりしていた日が懐かしいですね。 ともあれ、活動"休止"です。愛するこの社を消すことはせず、またいつか動き出せたらいいなという気持ちもあります。それが何年後になるかは分かりませんが、そのときはもっと不自然に大きくなって戻ってこれたらと思います。 残りの約1ヶ月ほど、もう少しだけよろしくお願いしますね。 隙間社代表 伊藤潤一郎 2021.08.11 Wednesday
約8ヶ月ぶりの更新&重大告知!
いやいやいや、皆さまいかがお過ごしでしょうか。世界も日本もえらいことになっておりますが、弊社はどうにか生きて活動を続けております。
ひさしぶりにブログを書こうと思って前回の更新日を見たら2020年の年末で、なんとタイトルの通り、約8ヶ月ぶりの更新となります!あけましておめでとうます!今年もよろしくお願いします! そんなわけでTwitterの方ではもう細々と告知していましたが、なんと弊社社員の伊藤なむあひ氏の作品が新紀元社さんが季刊で刊行している書籍『幻想と怪奇』に掲載されることとなりました!ちなみにオフィシャルのサイトはこちらになります。 特集であるウィァード・テールズというのは1920年台(!)に創刊された、幻想怪奇専門のパルプ誌でそれもなかり気になりますね。 幻想と怪奇はこれまで翻訳作品のみを取り扱ってきたかなり硬派な本なのですが、6号から日本の作家の作品も掲載するようになり、なむあひさんもそこに応募した形となります。 さて、掲載される作品タイトルは『天使についての試論』で、長編『天国崩壊』あたりから氏が書いている『天使』についての短編小説となっています。 これまでの作風は継承しつつの新境地かと思いますので、ぜひ『幻想と怪奇7 ウィァード・テールズ』をチェックしてみて下さいね。 紀伊國屋さんをはじめとする大型書店ではバックナンバーまで取り揃えていることも多いですが、不安な方はお近くの書店さんやインターネット通販にてご予約やお取り寄せお願いします。 もちろん弊社も予約したのですが、予約しやすいように"情報"を置いておきますね(なぜかJUGEMさん画像貼れない)。 出版社 新紀元社 書籍名 幻想と怪奇7 ウィァード・テールズ ISBN 948-4-7753-1952-9 発売日 2021年08月21日 夏の終わりに幻想と怪奇、そして伊藤なむあひ氏のメジャーデビュー作品をどうぞよろしくいたします! 2020.12.23 Wednesday
2020年振り返り
こんばんは、弊社です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年も振り返るかー!と思いブログを見直してみたんですが、ブログは8記事しかありませんでしたね…主にやったことは、 ・生電書会って言って1日で電子書籍を作るオンラインソロワークショップ(?)を行ったこと ・その産物であるドット絵三部作をリリースできたこと ・伊藤なむあひ氏による数年ぶりの短編集、神聖なるをリリースできたこと や、なんだかんだちゃんと2冊はリリースしてますね。弊社偉い! で、今年は何をしていたかというと、年明けあたりから本を読み始め感想を書いたりしたあと、なむあひさんが伊達町サーガの2作目にあたる長編を書き始めました。 当初は電撃か星海社Fictions新人賞に出す予定だったのですが、書いているうちに色々と考えが変わりメフィスト賞に応募することになりました。なお、メフィスト誌は来年から大きなリニューアルがあり、章の締め切りも12月末から2021年の2月末に延びました。 なむあひさんも本当は12月7日に終わらせる予定でしたが、遂行に思ったよりも時間がかかり、結局は2月の締め切りまでにどうにか完成させるつもりのようです。 さて、ここまで読んでお気付きの方も多いと思いますが、なむあひさん、いよいよ本格的にエンタメを書いてみようとしているみたいです。伊達町サーガの一作目もエンタメを意識はしたみたいですが、今回のものはさらにジャンル小説寄りになっていますね。灰は灰へ収録の『方舟事件は迷宮入り』にも関わる作品になっているようです。 ですので春頃までは動きがなくなると思いますが、いくつかリリースしていない作品はあるので、来年ももちよん隙間社の活動は継続していきますよ!アンソロとかもまたやりたいんですけどね。 というわけで少し早いですが今年も対年お世話になりました。2021年の隙間社もよろしうお願いいたします! 2020.07.27 Monday
伊藤なむあひ『神聖なる』発売
こんばんは、弊社です。
前回の更新から2日、さっそくですが伊藤なむあひ3年ぶりの短編集『神聖なる』がAmazonはKindleストアより発売となりました。 伊藤なむあひ『神聖なる』 前回と重複してしまいますが、収録作品は以下の8作品となります。 1.神聖なる 2.燃えていない小屋 3.Happily Ever After 4.ネコと和解せよ 5.末裔 6.天使のマーチャン・ダイジング 7. 来たときよりも美しく 8.物語機能不全大全 そのうち、6.天使のマーチャン・ダイジングと7.来たときよりも美しくの2作品はこちらの、無料で読めるなむあひ氏の作品を集めたnote(のマガジン)で読むことができるので、まよっているかたはぜひ覗いてみて下さいね。 軽くですが作品紹介を。 1.神聖なる 『神聖なるそれ』を巡る、子供たちの夏休みを描いたこの短編集のオープニングにふさわしいポップで軽やかな掌編。 2.燃えていない小屋 〜ない。という文章をひたすら重ねることで生まれる意味の歪みとリズムの快感。三田文學の同人誌評でも取り上げられたなむあひさんの新境地となる短編。 3.Happily Ever After 初の英語タイトル。白雪親娘の生活とこの世界のどこかで戦争を続ける父親を描いた奇妙な短編。 4.ネコと和解せよ 飼い猫の不調を発見した主人公は、病院に向かう途中で猫に逃げられ、子どもの天使と出会った。作者独特のユーモアを含む、めずらしいSF短編。 5.末裔 ラナとレーン、ふたりの少女が住む村には年に一度、奇妙なパレードが通る。これもなむあひ氏としてはめずらしく、ファンタジー色の強い短編。 6.天使のマーチャン・ダイジング そのスーパーの入り口には天使の刺さった棒が立っている。独特な言語感覚が遺憾なく発揮された、死の匂いただよう掌編。 7. 来たときよりも美しく ノージャンル文芸アンソロジー『BRuTiFuL』にも収録されていた、『僕たち』が夜にだけ行うという遊びを描いた美しくも不穏な短編。 8.物語機能不全大全 何度となく改稿されてはボツを繰り返してきた作品で、本短編集のあとがきにもあたる作品。作者の、『物語』という言葉へのこだわりを感じさせる短編。 以上です。 相変わらずクセが強く説明しにくい作品ばかり並んでいますね。ですが、本人やもちろん私含め、刺さる人には深く刺さる作品と信じて送り出します。 もしあなたが、この短編集のなかでひとつでもそういう作品と出会えたら心より嬉しく思います(そしてぜひ感想やレビューを!)。 そうでした!本作品は通常500円での販売となりますが、本日7月27日より7月31日まで、50%オフの250円で販売いたします。この機会にぜひダウンロードしてみて下さいね。 『神聖なる』 それでは、この記事を読んだあなたにとって素敵な出会いとなることを願って。 代表 伊藤潤一郎 |